運動と食事から犬の健康を増進させよう

ワンちゃんの部屋
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あなたの家族の一員として日々を過ごしているあなたのワンちゃん。

これまでたくさんの楽しかった思い出がきっとあったことでしょう。

だけど、そんなワンちゃんもやがて年齢を重ね老犬になります。老犬になると今までよりも体力が弱くなり、病気になりがちになってしまいます。

ワンちゃんは私たち人間と違い言葉を話せないため、とても心配になってしまいますよね。

ワンちゃんの健康管理をしっかりとしてあげて、これからも末永く元気に過ごせるようにしてあげましょう。ワンちゃんが頼りに出来るのはあなたなのですから。

ここでは、ワンちゃんの健康管理をするために必要なことをご紹介します。

ワンちゃんと飼い主との信頼関係を築く

ワンちゃんの健康管理をするうえで、まず最初に言っておきたいことはワンちゃんと飼い主であるあなたとの信頼関係がもっとも大切になるということです。

ワンちゃんが健康で長生きしてほしいと切に願うあなたの気持ちは確実にワンちゃんに伝わります。また、飼い主であるあなたの喜怒哀楽もワンちゃんに伝わります。

だけど、必要以上に思いつめないでください。あまりにも神経質になり過ぎると、あなたのワンちゃんも神経質になってしまい、健康的な生活を送れなくなってしまいますよ。

ワンちゃんとの信頼関係を築く気持ちで愛犬との生活を送りましょう。

適切な運動をさせてあげる

あなたの大切なワンちゃんが健康であってほしい・長生きしてほしいと願うのであれば、毎日の運動が必要になります。

犬種や個体のサイズにより必要となる運動量は異なりますが、ゴールデンレトリバーなどの大型犬であれば、1時間ほどの散歩を1日に2回程度する必要があります。

チワワなどの小型犬であれば、大型犬ほどの運動量は必要とされません。しかし外での散歩が必要でないということではないのです。日光に当たることや他の犬との交流、外の空気を吸い・外の匂いを嗅ぐことは犬にとってとてもリフレッシュになります。

近年では、室内飼いの犬が多く、運動不足によって骨が細かったり筋肉量が少ないワンちゃんが増えています。

若いうちから適切な運動をさせて十分な筋肉をつけてあげないと、

  • 肥満になる
  • 老後に自分の足で立てなくなる
  • 靭帯を痛めたり、骨折しやすくなる

といったことにもなりかねません。

肥満が及ぼす影響

私たち人間と同様にワンちゃんにとっても肥満は万病のもと。

肥満になってしまうと、四肢の関節に負担がかかり関節炎を引き起こす危険性が高まります。

関節炎は一度発症してしまうとなかなか治りづらいため、ワンちゃんがつらい思いをしてしまいます。

既に肥満になってしまっているのであれば、ご飯の量を調節して体重を落としてから少しづつ運動量を増やしていきましょう。

骨を強くしよう

筋肉と同じように骨は適切な運動によって強くすることができます。

脚の細い小型犬でも、適切な運動によって骨を強化できます。むしろ小型犬こそ無理のない範囲で運動し脚の骨を強化することが大切になります。

犬用のサプリメントなどで不足しがちな栄養素を補うことで骨を強くすることもある程度は可能ですが、サプリメントはあくまでも補助食品です。摂取しすぎることはよくないですし、サプリメントだけに頼ることは禁物です。

ちょっとお値段が張りますが、その分それだけの効果が期待できるかもしれません。

栄養価の高い良質な食事を与える

運動の次は食事を見ていきましょう。運動したらお腹が空きますからね。

飼い主が食事をしているとあなたのワンちゃんがこちらをじっと見てきたことはありませんか?

そんな時は、ついつい私たち人間が食べている物を食べさせてあげたい衝動に駆られることでしょう。ですが、人間の食事を犬に与えることは基本的にしてはいけません。

玉ねぎやチョコレートが犬には厳禁とされていることをご存じの方は多いことでしょう。

玉ねぎは犬の赤血球を破壊しますし、チョコレートは犬の中枢神経を刺激してしまうのです。これらを与えると、最悪の場合、愛犬を死に至らせる危険もあります。

このような事態を避けるためにも市販されている犬用のドッグフードを与えるようにしましょう。市販のドッグフードは、犬の成長に必要な栄養素が調整されているため安心して与えることができます。また手作りする手間が省けるため必要な時にすぐに食事を与えることができるので飼い主の負担もかかりません。

市販のドッグフードの中には、かなり安価に購入できるものがあります。しかし、これらに使用されている素材には人間ではとても食べられないような古い肉などを使っていることも実際のところあります。ですから可能な限り良質なドッグフードを与えたいですね。

医食同源という言葉は、私たち人間だけでなくあなたのワンちゃんにも言えることです。

近年では、犬の栄養素がしっかりと考慮されているドッグフードがどんどん進化しており、その種類も豊富になってます。犬の健康が増進し、平均寿命が延びていることの一因となっているのです。

食べ物を選ぶ時に大切なこと

ワンちゃんに与える食事で大切なことは、次の2点です。

  1. 十分な栄養素が含まれていること
  2. 消化、吸収が良い食事であること

十分な栄養素が含まれている

栄養価が高い食事を与えることが大切になるのですが、犬にとって栄養価が高い食事とはどのような食事でしょうか。

犬は生物学上「食肉目」に分類される動物です。猫も「食肉目」に分類されているのですが、猫は”肉食動物”、犬は”肉食よりの雑食動物”と考えられています。

”肉食動物”である猫は、食事に動物性タンパク質が必須です。

しかし、”肉食よりの雑食動物”である犬は、動物性タンパク質が好ましいものの、場合によっては動物性たんぱく質を含まない菜食主義のような食事でも生きていける身体の仕組みになっています。

そのため、”肉食よりの雑食動物”である犬にとっては、5大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂肪・ミネラル・ビタミン)が必要量しっかりと満たされているドッグフードが最良の食事であるといえます。

消化、吸収が良い食事

次に、消化・吸収に良い食事を選ぶことが大切です。

どんなに栄養価が高い食事を与えても、栄養素が消化・吸収されなければ効果は低くなってしまいます。

犬が食事で摂取する必要がある必須アミノ酸(タンパク質を構成する成分)は全部で11種類(アルギニン、メチオニン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン、トリプトファン、イソロイシン、ロイシン、バリン、スレオニン )とされております。

これらの必須アミノ酸がバランス良く入っている良質なタンパク質は、ワンちゃんの「元気の源」です。

しかし、タンパク質は体内での分解に非常に時間がかかることがわかっています。

ですから消化・吸収しやすい良質な動物性タンパク質が使用されている良質なドッグフードをワンちゃんに与えてあげましょう。

良質なドッグフードは良質な原材料から

私たち人間と同じように、ワンちゃんもジャンクフードのような品質の悪い安価なものばかりを食べさせていると、健康上よくないことは明らかです。

  • 原材料の種類
  • 原材料の品質
  • 添加物の有無

などをよく吟味してドッグフードを与えてあげることが、健康で長生きするためには欠かせません。

こちらの商品は、淡路島の天然鹿肉100%のトッピングフードです。いつものドッグフードに追加するだけですので、気軽に始められるのがいいですね。

こちらは高知県の食材とペットフードを取り扱っている「Haruna」さんです。ワンちゃん用のおやつも取り扱ってますよ。是非お試しあれ。

定期的な健康診断と休息も忘れないで

定期的な健康診断を受診させることは飼い主の義務です。

病気の早期発見・病気の予防は、長生きの秘訣でもあります。

基本的に犬は飼い主に「痛い・辛い」を隠す動物と言われてます。何か様子がおかしくなったり症状が現れた時には、すでに病気がかなり進行している事例が多々あります。

何でもない大丈夫と思っていても、実は病気が潜んでいたという事もありますので、定期的に動物病院で健康診断を受診しましょう。

また、人間がストレスがたまると疲れるように、ワンちゃんもストレスがたまると身体が悲鳴をあげるます。


飼い主であるあなたと離れて長時間の留守番をしたり、知らない人と接した時など、想像以上にワンちゃんにはストレスがかかっています。
長時間ストレスがかかる状態になると、ワンちゃんの健康を害する原因にもなってしまいます。


そうならないように、知らず知らずのうちにワンちゃんにたまってしまったストレスを取ってあげましょう。

ワンちゃんと一緒にボール遊びをしたり、ワンちゃんがゆったりとくつろぐことができる空間を用意してあげましょう。

あなたの家族の一員であるワンちゃんに寄り添ってあげることが何より大事です。

ワンちゃんが最後に頼りに出来るのはあなたのですから。

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